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308件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2017-12-07 第195回国会 参議院 法務委員会 第3号

民事裁判のように当事者主義で勝ち負けを決めればよいという紛争解決ではなく、子供を含めた当事者の今後の人生をどのように再構築していくことができるか、これを解決することが大変重要だというふうに思っております。  那覇家庭裁判所に所長として就任しております遠藤真澄さんは、裁判所判決を出すことだけが仕事ではない、当事者の言い分をじっくり聞いて最善の解決策を考えることが大事だとおっしゃっています。

糸数慶子

2017-06-15 第193回国会 参議院 法務委員会 第19号

いずれにしても、警察官現行犯逮捕適法かどうかということは、その時点でのいわゆる適法性についての判断がなされるわけでございますが、その場合に、警察官により適法現行犯逮捕された事件、いわゆる現行犯逮捕の要件を満たしたような事件でありましても、その後の刑事裁判におきましては、当事者主義の下で、検察官被告人及びその弁護人による主張立証を踏まえまして、裁判所によってはその有罪、無罪ということについては

林眞琴

2017-06-01 第193回国会 参議院 法務委員会 第16号

そもそも刑事裁判は、当事者主義の下、検察官被告人及びその弁護人による主義立証を踏まえ、裁判所が最終的に判断するものでありまして、検察官判断裁判所判断が異なり得ることは制度上も想定されているところであります。  したがって、起訴時の法解釈及び証拠関係に照らして、起訴したことが明らかに誤りと言えるような場合でなければ、その起訴が職務上の義務に違反したとは言えないものと考えられます。

金田勝年

2016-11-24 第192回国会 参議院 法務委員会 第10号

刑事裁判において当事者主義が採用されており、予断排除原則もあることから、裁判官の独立が裁判信頼の大前提であるというふうに思います。しかし、国民の信頼を損ねかねないような話も聞いているので、本日はその件について伺いたいと思います。  何名かの司法修習生弁護士の方から、地方裁判所刑事部裁判室には検察官の出入りが多く、頻繁に接触しているという話も聞いております。

山口和之

2015-07-10 第189回国会 衆議院 法務委員会 第31号

先回も申し上げたところでございますが、再審請求審につきましては、訴訟構造職権主義的な訴訟構造であるということがございますし、また、通常審におきましての証拠開示制度ということにつきましては、検察官主張立証被告人側防御という当事者主義的な訴訟構造前提としたものであるということでございまして、再審請求審にこの通常審におきましての証拠開示制度そのものを転用するということについては、構造の異なる

上川陽子

2015-07-10 第189回国会 衆議院 法務委員会 第31号

階委員 私は、無理な要求をしているとも思っていませんで、理論的にも、先日の小池参考人刑事訴訟法のプロという方も、現行法前提としても、再審請求審審理というのは実質的には当事者主義でされているわけだから、そういう中で証拠開示というのを入れることは理論的にも問題ないと言っていましたよ。  

階猛

2015-07-08 第189回国会 衆議院 法務委員会 第30号

翻って考えますと、職権主義のもと、捜査機関が収集した証拠が基本的に全て裁判所に引き継がれるのと異なり、当事者主義のもとでは、捜査機関が収集した証拠のうち裁判で用いられるのは公判廷で証拠として取り調べるものに限られ、それ以外の証拠は、捜査機関捜査目的で入手したものとして保管されることになります。その目的外で外部に開示することは、他に正当な目的がない限り許されないのが原則であるはずです。

大澤裕

2015-07-08 第189回国会 衆議院 法務委員会 第30号

確かに、刑事訴訟法当事者主義を採用しています。しかし、捜査機関被告人側には、証拠収集のための権限に圧倒的な差があります。  そのような見地から、日弁連は、全ての事件に適用される全証拠開示制度、そして証拠一覧表交付制度の創設を主張してまいりました。  今回の法律案は、証拠一覧表交付制度導入類型証拠開示対象の拡大を定めています。

宮村啓太

2015-07-08 第189回国会 衆議院 法務委員会 第30号

しかし、その審理自体は、検察官請求人が意見を裁判所に出し合うという当事者主義に近い形で行われているのが実際ではないかというふうに思います。そうであるとすれば、再審事由判断裁判所がするという構造の中でも、検察官の手持ちの証拠被告人側に開示するということ自体は何ら整合性を失うものではないのではないか、私自身はそのように考えています。  以上です。

宮村啓太

2015-07-07 第189回国会 衆議院 法務委員会 第29号

一つは、要は、当事者主義構造再審職権構造が違うから、制度が違うからそのまま転用することはできないんだよと。もう一つは、部会で、時間がないからと言われたんですよ。これはどういうふうに委員の皆さんが言っているか、お伝えしましょうか。  まず一点目の制度が違うからという話ですけれども、第二十三回特別部会酒巻委員

山尾志桜里

2015-06-18 第189回国会 参議院 経済産業委員会 第18号

司法取引刑事政策上のメリット、当事者主義の理念から裁判所司法取引の結果を尊重することが多いというふうにされておりますけれども、こういった司法取引でありますけれども、こういったことも進めていかなくてはなかなかこういった事犯を、本当に今、先ほどから申していますように、情報とか証拠、こういったものはなかなか簡単に集まらないわけでありますから、こういったものの導入というのを考えていかなくてはならないんではないかというふうに

東徹

2015-06-09 第189回国会 衆議院 法務委員会 第21号

日本国憲法では、民主主義あるいは基本的人権の尊重ということを定めておりますから、これに反するものですし、現行刑事訴訟法も、当事者主義ということで、武器対等原則というのがあります。こうしたことにも反するということであります。私は、今のような姿勢では、到底、心のキャッチボールも生まれないということをまず最初に申し上げたいと思うんです。  

階猛

2015-04-22 第189回国会 衆議院 法務委員会 第10号

その際に、証拠開示というものについて、全面的な証拠開示が必要かどうかということにつきましては、これはいろいろな諸外国の法制を見ましても、例えば当事者主義構造をとっているアメリカとかイギリスにおきましても、全面的な証拠開示というようなものになっている、例外のない全面的証拠開示になっているという例は、私は余り知らないわけでございます。

林眞琴

2015-01-29 第189回国会 衆議院 予算委員会 第2号

弁論主義当事者主義がありますから、裁判では、争わなければ、それが事実として判決理由中に書き込まれてしまうということが、非常に日本の名誉を毀損してきたわけであります。  その結果、今大変懸念すべき事態がアメリカで起こっておりまして、党の中の、中曽根委員長のもとで、日本の名誉と信頼を回復するための特命委員会でも取り上げたんですけれども、アメリカマグロウヒル社の教科書。  

稲田朋美

2014-04-10 第186回国会 参議院 法務委員会 第9号

このような審問的手続が取られる理由としては、①少年審判目的少年の非難と処罰ではなく少年更生を図ることにあるから、関係者が対立し合う手続ではなく、この目的のために家庭裁判所に協力する手続がふさわしいこと、②少年審判では、少年非行性を明らかにするための調査判断手続の重要な部分を占めるが、これは少年の性格、環境全般対象とするものであり、犯罪事実の存否の認定などと違って、当事者主義的な手続は適当

前川清成

2014-04-10 第186回国会 参議院 法務委員会 第9号

また、裁判官原則一名で職権主義的に審判前に全記録を閲覧をし、少年との対話によりまして非行事実と要保護性判断いたしますので、これは成人事件当事者主義とは異なるということがございます。また、調査前置主義が取られまして、家庭裁判所調査官による調査により、審判が必要かどうか、また審判後の判断もなされるということになるわけでございます。  

谷亮子

2014-04-10 第186回国会 参議院 法務委員会 第9号

国務大臣谷垣禎一君) 今、糸数委員がおっしゃいましたように、刑事裁判におきましては、当事者主義的な対審構造と。検察官被疑者が対立して、そしてそこに裁判官が臨むという形を取って、そういう中での刑事裁判における検察官役割は、被告人処罰を求める訴追官あるいは原告官としての役割を担っているわけですね。

谷垣禎一

2014-03-25 第186回国会 衆議院 法務委員会 第6号

しかし、事実を発見していくために、必ずしも当事者主義的構造をとらなくても、そこに付添人検察官が関与して事実を探求していくというシステムは、ほかの工夫があるじゃないかと椎名さんはおっしゃるかもしれないけれども、やはり司法の場で開発してきた基本的な事実発見のためのノウハウじゃないかと私は思います。  

谷垣禎一

2014-03-25 第186回国会 衆議院 法務委員会 第6号

だけれども、やはり全体の構造として、先ほどからも御議論のあったところですが、予断を排除して、そして当事者主義的な構造のもとに、当事者主張当事者の出す証拠、これだけで裁判所判断していくという構造ではありません。やはり職権主義的な、そして少年法自体にも、懇切を旨として、和やかにという、少年に対する審判の基本的な姿勢というのはそこではあるんだと思うんですね。  

谷垣禎一

2014-03-25 第186回国会 衆議院 法務委員会 第6号

谷垣国務大臣 通常刑事訴訟であれば、検察官がこちらの側面から光を当てる、それから弁護人反対側側面から光を当てることによって、激しく対峙し合うことによって事実を浮かび上がらせるという当事者主義的構造がとられていると思いますが、少年審判の場合には、検察官が関与し、あるいは弁護士付添人につくといいましても、基本的に、委員がおっしゃったように、裁判所職権のもとで、子供の、少年改善更生、事実はもちろんはっきりさせなければいけないわけですが

谷垣禎一

2012-07-31 第180回国会 参議院 法務委員会 第10号

その意味におきまして、再審請求審の考え方もその点に基づいて行われるべきものと思いますが、他方で、通常審再審請求審を比べますと、通常審とは違いまして、再審請求審は、既に当事者主義的な訴訟構造の下で検察被告人側とが攻撃防御を繰り広げて、かつ立証責任を負う検察官により合理的な疑いを超える証明がなされたという手続が終わって、一旦その有罪判決が下されたという前提の下に行われているわけでございまして、そういう

稲田伸夫

2011-06-16 第177回国会 参議院 法務委員会 第17号

国務大臣江田五月君) 刑事手続における当事者主義というのが、公判段階ではこれは公訴提起をした検察側弁護人の側、これが対等に公判手続攻撃防御を行うと。一方、捜査手続でどこまで当事者主義が貫徹できるかというのはなかなか難しいところで、一方では捜査密行性であるとか、こういう要請もあるのだと思います。  

江田五月